考古学的発見

銀は誰が、いつ、どこで発見したのか?その歴史をひもとく

銀の発見:メキシコ・グアナフアト

銀が最初に発見されたのは、スペイン帝国による植民地化の初期にあたる1546年から1548年の間、現在のメキシコ・グアナフアト州近郊においてです。発見者は無名の探鉱者で、その名前は歴史に残っていません。しかし、この発見こそが、新大陸における銀採掘ブームの火付け役となりました。

ポトシ銀山:膨大な銀を生み出した土地

銀の歴史において特筆すべきもう一つの舞台が、南米ボリビアのポトシ地方です。銀の埋蔵量に恵まれたこの地域では、1545年から1825年までの約280年間にわたり、銀の探査と採掘作業が盛んに行われました。

その結果、ポトシは世界有数の銀産出地として栄え、当時のスペイン帝国に莫大な富をもたらしました。「セロ・リコ(豊かな山)」として知られる山々から掘り出された銀は、16世紀から19世紀にかけての世界経済にも大きな影響を与えたといわれています。