1519年にメキシコへ遠征したスペインの征服者(コンキスタドール)エルナン・コルテス。彼とその一行が新大陸で手にしたものは、単なる財宝にとどまりません。ここでは、コルテスがメキシコで発見し、獲得または利用した主な資源について詳しく紹介します。
金と銀
コルテスとその部下たちは、メキシコで膨大な量の金や銀を発見し、それらをスペインへ持ち帰りました。この莫大な富は、スペインがヨーロッパにおける強国としての地位を確立する大きな原動力となりました。
土地
スペイン人はメキシコの広大な土地を獲得し、そこに植民地を建設しました。この植民地は時代を経て発展し、やがて現在の国家「メキシコ」へとつながっていくことになります。
食料などの資源
さらにスペイン人は、トウモロコシ、豆類、トマトなど、メキシコに豊かに存在する多様な食料や資源を手に入れました。これらの新しい作物は植民地の食生活を支えただけでなく、その後ヨーロッパへも伝わり、世界の食文化に大きな影響を与えることとなりました。
先住民の労働力
スペイン人はまた、メキシコの先住民を鉱山や農園(プランテーション)での労働者として動員しました。この労働力こそが、スペイン植民地の経済的成功を支える不可欠な要素となったのです。一方で、過酷な労働や伝染病により先住民の人口は激減し、その歴史的な影響は今日まで語り継がれています。