歴史上の人物

存命する英国元首相は誰?歴代首相の一覧と在任期間を解説

イギリス(英国)では、退任後も講演活動や著書の執筆、国際的な問題への発言などを通じて公共の場で活躍し続ける元首相が少なくありません。この記事では、現在も存命している英国の元首相を、在任期間や簡単な経歴とあわせてご紹介します。

存命している英国の元首相一覧

近年の英首相は交代が相次いだため、存命の元首相は多数にのぼります。以下がその一覧です。

サー・ジョン・メージャー(Sir John Major)

在任期間:1990年〜1997年
保守党出身。マーガレット・サッチャー元首相の後任として就任し、北アイルランド和平プロセスの基盤づくりなどに尽力しました。引退後も政治評論家として精力的に発言を続けています。

トニー・ブレア(Tony Blair)

在任期間:1997年〜2007年
労働党出身。約10年にわたり政権を率い、北アイルランド紛争の平和的解決(グッド・フライデー合意)などで知られます。退任後は中東和平の特使などを務めました。

ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)

在任期間:2007年〜2010年
労働党出身。財務大臣として長く経済政策を担当した後、首相に就任。世界的な金融危機への対応を指揮したことで知られています。

デーヴィッド・キャメロン(David Cameron)

在任期間:2010年〜2016年
保守党出身。EU離脱の是非を問う国民投票を実施し、結果が出た直後に辞任しました。その後、外務大臣として政界に一時復帰した経歴もあります。

テリーザ・メイ(Theresa May)

在任期間:2016年〜2019年
英国初となる女性外務大臣を務めた後、2人目の女性首相に就任。EU離脱交渉の難航により退陣しましたが、退任後も議会活動を続けています。

ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)

在任期間:2019年〜2022年
保守党出身。EU離脱を実際に実現させた首相であり、コロナ禍でのワクチン接種推進などでも注目されました。退任後は著書やメディア活動を行っています。

リズ・トラス(Liz Truss)

在任期間:2022年
保守党出身。大規模な減税策をめぐる市場の混乱により、在任期間わずか約50日という史上最短級の記録で退任しました。

リシ・スナク(Rishi Sunak)

在任期間:2022年〜2024年
保守党出身。英国初のアジア系背景を持つ首相として就任し、2024年の総選挙での敗北後に退任しました。

現在の英国首相

2024年7月以降、英国の首相は労働党のキア・スターマー(Sir Keir Starmer)氏が務めています。今後も政権交代があれば、存命の元首相の数はさらに増えていくことになります。

まとめ

現在存命している英国の元首相は、ジョン・メージャー、トニー・ブレア、ゴードン・ブラウン、デーヴィッド・キャメロン、テリーザ・メイ、ボリス・ジョンソン、リズ・トラス、リシ・スナクの8名です。それぞれが在任期間中に英国の歴史を大きく動かす出来事に関わり、退任後もさまざまな形で社会に影響を与え続けています。