退役後に受章した勲章や表彰が、自分の公式軍人人事ファイル(OMPF:Official Military Personnel File)に記録されていない場合、正規の手続きを踏むことで追加申請を行うことができます。この記事では、必要書類の準備から申請、審査、結果通知までの一連の流れをわかりやすく解説します。
1. 必要な書類を揃える
まず、受章した軍事賞に関連するすべての書類を集めましょう。具体的には、以下のようなものが該当します。
- 表彰状(アワード・サーティフィケート)
- 叙勲理由書(シテーション)
- 受章を通知する公式文書
原本をお持ちでない場合は、各軍種の勲章担当部門に連絡し、再発行を依頼することが可能です。
2. DD Form 264に記入・提出する
次に、米国国防総省(DoD)の公式ウェブサイトから「DD Form 264」をダウンロードします。このフォームは、軍務記録の訂正を申請するために使用されるものです。
フォームには、軍事賞に関する情報を漏れなく正確に記入してください。また、前述の証明書類のコピーを添付することも忘れないようにしましょう。
3. 申請書類を提出する
記入済みのDD Form 264と添付書類は、フォームに記載されている宛先へ郵送します。郵送の際は、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先情報を必ず明記してください。
4. 受領確認
申請書類が受理されると、該当する軍種から受領確認の通知が届きます。この通知には、申請状況に関する問い合わせ窓口の連絡先も併せて記載されています。
5. 審査と確認
軍側では、提出された書類をもとに、OMPFへの軍事賞の追加が正当であるかどうかを審査します。追加の情報や説明が必要と判断された場合は、担当者から直接連絡が来ることがあります。
6. 結果の通知
審査が完了すると、申請結果を知らせる公式の通知が送られてきます。
承認された場合、その軍事賞はOMPFに正式に追加され、関連する給付や表彰を受ける資格が生じることもあります。
7. 不承認の場合の異議申し立て
申請が却下された場合でも、決定に対して異議を申し立てる権利が認められることがあります。ただし、異議申し立ての手続きや具体的な手順は軍種によって異なるため、事前に各自で確認しておきましょう。
8. 更新後のOMPFを入手する
軍事賞がOMPFに追加された後は、更新版のコピーを請求できます。各軍種の人事記録部門に直接連絡するか、軍が提供する認可済みの手段を利用して入手してください。
まとめ
以上が、退役後に受け取った軍事賞をOMPFに追加するための基本的な手順です。書類の不備や記入漏れがあると審査が長引く可能性があるため、提出前に内容を十分に確認することをおすすめします。