歴史上の人物

11月11日はなぜ兵士を称える祝日になったのか?「休戦記念日」の始まりを解説

第一次世界大戦の終結から1年後に生まれた記念日

11月11日に兵士たちを称える祝日として知られる「休戦記念日(Armistice Day)」。その起源は、1919年11月11日にヨーロッパ諸国とアメリカで初めて行われた追悼行事にさかのぼります。この日は、第一次世界大戦が終結した日からちょうど1年後にあたりました。

「11月11日 午前11時」という象徴的な瞬間

1918年のこの日、連合国側とドイツとの間で結ばれた休戦協定が発効し、4年あまり続いた第一次世界大戦にようやく終止符が打たれました。協定が発効したのは「11番目の月の、11番目の日、午前11時」という記憶に残りやすい時刻だったため、この瞬間が平和の象徴として人々の心に深く刻まれることになりました。

現在の各国での過ごされ方

アメリカでは、この記念日は1954年に「退役軍人の日(Veterans Day)」へと改称され、現在ではすべての退役軍人を称える国民の祝日となっています。また、イギリスやカナダなどでは「リメンブランス・デー(Remembrance Day)」と呼ばれ、ポピーの花を胸につけて戦没者を偲ぶ風習が今も広く受け継がれています。