「青いシールが貼られた1928年のアメリカ1ドル紙幣を持っているが、どれくらいの価値があるのか知りたい」という方は少なくありません。結論から言うと、青いシール(青色の財務省印)が入った1928年シリーズの1ドル紙幣は実在します。これは「銀証券(Silver Certificate)」と呼ばれる種類の紙幣で、当時アメリカで広く発行されていたものです。
青いシールの1ドル紙幣とは何か
アメリカの古い紙幣は、左側にある財務省印(シール)の色によって種類を見分けることができます。
- 青いシール:銀証券(Silver Certificate)。銀と引き換え可能だった紙幣
- 赤いシール:合衆国券(Legal Tender Note)
- 緑のシール:連邦準備券(Federal Reserve Note)=現在使われている通常の紙幣
1928年シリーズの1ドル銀証券は発行枚数が非常に多く、今日でもコレクター市場で比較的入手しやすい部類に入ります。
1928年1ドル銀証券のおおよその価値
価値は主に保存状態によって大きく変わります。
- 流通品(折り目や汚れがあるもの):おおよそ2〜5ドル程度(数百円〜千円前後)
- 未使用に近い美品:10〜30ドル程度になることもある
- 最高グレードの未使用品:100ドル以上がつくケースもあり
つまり、一般的な状態のものは「額面を少し上回る程度」の価値しかないのが実情です。
価値が跳ね上がる条件
以下のような特徴がある場合は、相場より大幅に高い評価を受ける可能性があります。
- スターノート(*マーク付き):シリアル番号の末尾に星印がある代替紙幣で、希少性が高い
- 珍しいシリアル番号:「00000001」のようなローナンバー、「12345678」のようなステップナンバーなど
- 印刷ミス:オフセンター印刷やインクのにじみなどのエラー紙幣
- シリーズの違い:1928A・1928Bなどシリーズ表記によっても需要が異なる
売却や鑑定を検討する際のポイント
まずは紙幣を素手で直接触らず、フラットな状態で保管することが大切です。折り目をつけたりテープで補修したりすると、価値が大きく下がってしまいます。
価値の判断に迷う場合は、貨幣・紙幣の専門業者やコレクターショップに実物を見てもらうのが確実です。近年はオンラインでの無料査定サービスも増えており、写真を送るだけで概算の評価額を確認できる場合もあります。
まとめ
青いシール入りの1928年1ドル紙幣(銀証券)は決して珍しいものではなく、一般的な状態であれば価値は2〜5ドル程度にとどまります。ただし、スターノートや特別なシリアル番号、優れた保存状態を備えていれば、思わぬ高値がつくこともあります。まずは自分の紙幣の状態と特徴をしっかり確認してみましょう。