1921年に鋳造されたモルガンダラーに見られる「M」の刻印。このマークが付いた硬貨の価値は、保存状態(グレード)や希少性によって大きく変動します。ここでは、状態別のおおよその価値相場をご紹介します。
状態別の価値相場
- Good(並品):50ドル〜100ドル
- Very Good(良品):100ドル〜200ドル
- Fine(極良品):200ドル〜300ドル
- Very Fine(美品):300ドル〜400ドル
- Extremely Fine(準未使用):400ドル〜500ドル
- Uncirculated(未使用):500ドル〜1,000ドル以上
「M」マークの本当の意味とは?
実は、モルガンダラーに見られる「M」はミントマーク(造幣局マーク)ではなく、デザイナーであるジョージ・T・モーガン(George T. Morgan)のイニシャルです。この刻印は、表面のリバティ像の首元に彫られています。
なお、1921年のモルガンダラーにおけるミントマークは以下のように分類されます。
- マークなし:フィラデルフィア造幣局
- D:デンバー造幣局
- S:サンフランシスコ造幣局
フィラデルフィア造幣局で鋳造された硬貨(ミントマークなし)は、他の造幣局のものと比べて発行枚数が多く、比較的入手しやすい傾向があります。それでも1921年はモルガンダラーが製造された最後の年であり、歴史的な意義から多くのコレクターに人気のある銘柄です。
正確な価値を知るには専門家の鑑定を
1921年モルガンダラーをお持ちの場合、その正確な価値を知るためにはプロによる鑑定を受けることをおすすめします。経験豊富なコインディーラーや貨幣学者(ナミスマティスト)は、硬貨の保存状態、希少性、市場の需給などの要素を総合的に評価し、信頼性の高い査定額を提示してくれます。
特に未使用に近い状態の硬貨や、目立つ傷のないものは予想以上の高値が付くこともあります。売却を検討している方は、複数の業者で相見積もりを取るとより有利な取引ができるでしょう。