結論からお伝えすると、トーマス・ジェファーソンの肖像が描かれた赤色(レッドシール)の2ドル紙幣は実在し、特にシリアル番号に星印が付いた「スターノート」はコレクター市場で高い評価を受けるアイテムです。ここでは、シリーズ1928 Gの赤色2ドル紙幣の価値について詳しく解説します。
1928年Gシリーズの赤色2ドル紙幣とは
アメリカでは1869年以降、2ドル紙幣にジェファーソンの肖像が採用されてきました。1928年から1960年代前半にかけて発行された「合衆国券(United States Notes)」は、表面左側に赤い印章が押され、シリアル番号も赤色で印刷されているのが大きな特徴です。ご質問の「シリーズ1928 G」はこのシリーズの一つで、比較的入手しやすいタイプですが、状態によっては額面を大きく上回る価値を持っています。
星印付きシリアル番号=スターノート
シリアル番号に★マークが付いた紙幣は「スターノート(置換紙幣)」と呼ばれます。印刷工程で不良品が発生した際、その代替として限られた枚数だけ発行されるため、通常の紙幣よりも圧倒的に希少です。1928年Gシリーズのスターノートは特に発行数が少なく、収集家からの需要が高いことで知られています。
状態別の価値の目安
紙幣の価値は保存状態によって大きく変動します。あくまで相場の目安ですが、以下のように整理できます。
- 流通品(折り目・汚れあり):約50〜150ドル
- 美品(折り目はあるが全体的にきれい):約150〜300ドル
- 未使用品(UNC):300〜600ドル以上になることもあります
なお、左側にあるスタンプ(銀行印など)については、特別な歴史的背景がない限り価値を高める要素にはなりません。むしろ状態評価ではマイナスに働く場合もあるため注意が必要です。
正確な査定を受けるには
より確実な価値を知りたい場合は、PCGS BanknoteやPMGといった第三者鑑定機関によるグレーディング(状態鑑定)を受けるのがおすすめです。鑑定書付きの紙幣は信頼性が高く、オークションや専門ディーラーへの売却時に有利になります。また、Heritage Auctionsなどの大手オークションサイトで最近の落札実績を確認するのも、相場をつかむ有効な方法です。
まとめ
シリーズ1928 Gの赤色2ドル紙幣自体はそこまで珍しいものではありませんが、星印付きのスターノートであれば数十ドルから数百ドルの価値が十分に期待できます。まずは紙幣の状態を丁寧に確認し、必要であれば専門機関に鑑定を依頼してみてください。適切に保管することで、その希少価値をしっかりと評価してもらえるでしょう。