ベルリンの西に隣接する小さな町ファルケンゼー(Falkensee)には、ナチス・ドイツ時代、ザクセンハウゼン強制収容所の数多くの分所(外部収容所)のひとつが置かれていました。この工業搾取の複合施設は、大きく分けて4つの空間で構成されていました。すなわち、刑務所型の収容所、捕虜収容所、外国人強制労働者の宿舎、そして彼らの労働力を使う軍需工場です。

ザクセンハウゼンの分所として運営されたこの収容所には、1945年までに約3,000人の囚人が収容されていました。他の多くの強制収容所と同様に、この敷地も1945年4月20日に撤去が決定され、囚人たちはドイツ北部へ向かう「死の行進」へと駆り立てられたのです。
アクセス方法
小さな町ファルケンゼーは、ベルリンの西側に位置しています。ベルリン中央駅(Berlin Hauptbahnhof)からは、RB10、RB14、RE2、RE6の各路線でアクセスできます。旧収容所に最も近い駅はアルブレヒツホーフ(Albrechtshof)駅です。列車の時刻表は、各鉄道会社の公式サイトや路線検索サービスで確認することをおすすめします。
ファルケンゼー外部収容所の見どころ
かつて4つのナチス抑留施設が立ち並んでいたこの一帯は、現在では一般に公開された記念公園として整備されています。園内には当時の建物の遺構が一部残されており、バラック(簡易宿舎)の基礎も元の場所にそのまま保存されています。また、旧収容所の歴史を伝える案内板も設置されているため、当時の様子を知りながら散策することができます。
