歴史物語

「通常、最初に戦い、最後に退くのはテンプル騎士団」――1120年から1312年の戦争におけるテンプル騎士団

入念な準備、迅速な対応、献身、そして最後まで戦い抜く覚悟

入念な準備、素早い反応、揺るぎない献身、最後の一兵まで戦い抜く姿勢、そしてキリスト教徒の兄弟を守るための個人的な勇気と犠牲――これこそが、戦場においてテンプル騎士団の名を轟かせたものです。

テンプル騎士団は聖地を巡礼する人々を守るために設立され、中東およびヨーロッパにおけるイスラム勢力との戦いにおいて重要な役割を果たしました。ポール・ヒル(Paul Hill)氏による図版豊富な本書は、全盛期に約2万人の構成員を擁しながらも、そのうち騎士はわずか1割程度だったという騎士団の、純粋に軍事的な側面に焦点を当てています。

「通常、最初に戦い、最後に退くのはテンプル騎士団」――1120年から1312年の戦争におけるテンプル騎士団

200年以上にわたる辺境の戦いを描く

著者は、キリスト教世界の辺境で200年以上にわたって繰り広げられた中世の武力闘争の最も重要な側面を提示しています。修道会部隊の資金調達と補給の仕組み、組織編成、指揮系統、そして戦術や戦略についても詳しく綴られています。

また、「武器をもって仕える兄弟たち」と呼ばれる騎士たちの訓練、社会構造、日常生活にも多くの紙幅が割かれています。修道会の要塞、襲撃作戦、包囲戦、そして数々の戦闘が生き生きと描かれており、テンプル騎士団は必ずしも毎回勝利を収めたわけではありませんが、常に名誉をもって戦い抜いたことが伝わってきます。

書籍情報

ポール・ヒル著『The Templars at War 1120–1312(戦争におけるテンプル騎士団)』(レビス出版、2019年)は、empik.comにて割引価格で購入できます。

「通常、最初に戦い、最後に退くのはテンプル騎士団」――1120年から1312年の戦争におけるテンプル騎士団