
古代ギリシャ人が愛した「アルトラガノ」とは?
古代ギリシャの人々は、このパンをアルトラガノ(artolagano)と呼んでいました。具材をのせずに生地だけを焼き上げたもので、現代でいうところの「白いピザ」のような存在です。さまざまな料理に添えるのにぴったりで、食卓を彩る脇役として重宝されていました。今回は、その味を家庭で再現できるレシピをご紹介します。
材料(約4人分)
- 小麦粉…500g(1/2kg)
- イースト…25g
- オリーブオイル…大さじ数杯
- ラード…100g
- 白ワイン…少々
- 牛乳…少々
- 塩・こしょう…適量
作り方
1. 牛乳とラードの中でイーストを丁寧にほぐします。そこへ塩・こしょうを加え、白ワインも少々注ぎます。
2. この液体を小麦粉に加え、全体がなめらかになるまでよく混ぜ合わせます。
3. 打ち粉をたっぷりふった容器に生地を移し、暖かい場所で一次発酵させます。
4. 生地の体積がおよそ2倍に膨らんだら、軽く押してガスを抜き、オリーブオイルを加えます。
5. 再び発酵させ、もう一度ガスを抜いたら、油を薄く塗った天板にのせて最後の発酵を行います。
6. 表面にオリーブオイルを少し回しかけ、200℃前後に予熱したオーブンで約20分焼きます。
7. 焼き上がったらオーブンから取り出し、お好みで四角く切り分けて完成です。

焼きたてのアルトラガノは、チーズやハム、オリーブといった前菜と一緒に楽しむのがおすすめ。外は香ばしく、中はしっとりとした食感が魅力の、古代から受け継がれてきた素朴な味わいです。ワインのお供にもぴったりなので、ホームパーティーの一品としてぜひ試してみてください。