歴史物語

中世の痔の治療法とは?赤熱した鉄で焼くか、手で引き裂くか――過酷すぎる医療の実態

中世の痔の治療法とは?赤熱した鉄で焼くか、手で引き裂くか――過酷すぎる医療の実態

中世の医療:治療が病気より恐ろしい時代

中世に痔(そしてその他の病気も)で苦しむというのは、想像を絶するほど過酷な経験だったに違いありません。

当時は適切な科学的知識が乏しく、使える医療器具も不十分でした。そのため医師の仕事は決して容易ではなく、ましてや患者にとっては耐え難い試練となっていたのです。

とはいえ、病気自体は確実に存在していましたから、何らかの形で対処せざるを得ませんでした。

問題は、中世においては「治療法が病気そのものよりも悪い」ということがむしろ常態であり、患者にとっては文字通り拷問になっていたという点です。

現代とのあまりにも大きな違い

さて、痔の話に戻りましょう。

今日では痔はごくありふれた病気で、特別な苦労もなく適切に治療できます。ところが数百年前、専用の軟膏やクリームが存在せず、「外科手術」と呼べるものも極めて初歩的な段階だった時代は、話がまったく違いました。

選択肢はわずかに2つ

重度の痔に悩む人が中世で治癒を目指す(という名目の……)方法は、次の2つしかありませんでした。

  • 聞いただけで身の毛がよだつような一種の「ショック療法」
  • それに劣らず乱暴な肛門の焼灼(しょうしゃく)

1. 医師が手で引き裂く衝撃的な手術

最初の方法は、手作業によるスリル満点の処置です。医師が素早い動きで痔核を引きちぎろうとするものでしたが、この手法は常に成功するとは限りませんでした。

2. 赤熱した鉄による焼灼

もう一方の方法では、特別に用意された赤熱した鉄を使用しました。これを患部に押し当て、痔組織を根こそぎ焼き切ろうというのです。

その結果はどうだったのか?

残念ながら、これらの施術が実際にどのような結果をもたらしたのかについては、まだ詳しい記録を見つけられていません。今後さらに調査を進め、ブログでその成果を報告する予定ですので、お楽しみに。