ベッツィー・ロス(Betsy Ross)は一人っ子ではありません。彼女は、父サミュエル・グリスコムと母レベッカ・グリスコム夫妻の間に生まれた17人兄弟姉妹の8番目の子どもでした。
大家族の中で育った少女時代
ベッツィー・ロスは1752年1月1日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで「エリザベス・グリスコム」として誕生しました。父サミュエルは大工として一家を支え、母レベッカとの間に多くの子どもたちを育てました。
17人ものきょうだいがいる家庭で育ったため、ベッツィーは幼い頃から家事や縫い物を手伝いながら、勤勉さと自立心を自然と身につけていきました。なお、当時は乳幼児の死亡率が非常に高く、17人のきょうだいのうち成人まで生き延びたのは9人だったと伝えられています。
クエーカー教徒の家庭での教育
グリスコム家は敬虔なクエーカー教徒(フレンド派)の家庭でした。ベッツィーもクエーカーの学校に通い、読み書きや裁縫などの実用的な技能を学びました。ここで磨かれた裁縫の腕前こそが、後に初代アメリカ国旗の製作に関わったとされる彼女の人生を大きく左右することになります。
まとめ
ベッツィー・ロスは一人っ子ではなく、17人兄弟の8番目として生まれました。大家族ならではの賑やかな環境と厳しい現実の中で培われた裁縫技術と勤勉な性格は、彼女をアメリカ史に名を残す存在へと導いたのです。