星条旗はイギリス軍の攻撃中に生まれた国歌
アメリカ合衆国の国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」は、1812年戦争(米英戦争)中の1814年9月、イギリス軍によるマクヘンリー要塞への攻撃の最中に誕生しました。実はこの有名な歌詞は、戦場の緊迫した状況の中で書かれたのです。
フランシス・スコット・キーと砲撃の目撃
歌詞を書いたのは、当時35歳の弁護士でありアマチュア詩人でもあったフランシス・スコット・キーです。彼はイギリス軍の艦船に拘束されていた際、マクヘンリー要塞に対する激しい艦砲射撃を目の当たりにしました。
夜明けとともに見えた星条旗
一晩中続いた猛砲撃の後、要塞の上にはまだアメリカ国旗が高く翻っていました。その光景を目にしたキーは深い感動を覚え、自らの心情を詩に託しました。この詩に後から旋律が付けられ、やがてアメリカ合衆国の国歌として採用されることになったのです。
こうして「星条旗」は、国家の危機の中で国民の団結と希望を象徴する歌として、今日まで歌い継がれています。