歴史物語

ポール・リビアは「ミッドナイト・ライド」に何時に出発したのか?

ポール・リビアの「ミッドナイト・ライド」、実際の出発時刻は?

アメリカ独立戦争の序章として語り継がれるポール・リビアの「ミッドナイト・ライド(真夜中の騎行)」。しかし、その名前に反して、リビアが実際に出発したのは深夜ではありませんでした。

歴史記録によれば、リビアが現在「ミッドナイト・ライド」として知られる騎行に出発したのは、午後10時頃でした。

なぜ「ミッドナイト・ライド」と呼ばれるのか

1775年4月18日の夜、リビアはイギリス軍の進軍を住民に警告するため、ボストンからチャールズタウンを経由してレキシントンへと馬で駆けました。この出来事が「真夜中の騎行」として広く認識されるようになった背景には、1860年に発表されたヘンリー・ワズワース・ロングフェローの詩『ポール・リビアの騎行』の影響が大きいとされています。

つまり、「ミッドナイト・ライド」という名称は厳密な時刻を示すものではなく、夜間に行われた緊急の伝令活動を象徴的に表現したものなのです。

まとめ

ポール・リビアの伝説的な騎行は、午後10時頃に出発したものであり、文字通りの「真夜中」ではありませんでした。とはいえ、当時としては十分に遅い時間であり、危険を顧みず国のために走った彼の勇敢な行動は、今日までアメリカの歴史の中で語り継がれ続けています。