合衆国憲法の署名者、デビッド・ブレリーとは
デビッド・ブレリー(David Brearley、1745年–1790年)は、アメリカ合衆国の法律家・裁判官です。1787年にペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた憲法制定会議において、ニュージャージー州代表団の議長を務めました。彼は合衆国憲法の熱心な支持者であり、正式な署名者の一人としてその成立に大きく貢献しました。
憲法制定会議では、大統領職の権限や選出方法などを検討する「延期事項委員会」の議長も担っており、行政府の設計という重要な課題の解決に尽力したとされています。会議終了後には、ニュージャージー州の最高裁判事(チーフ・ジャスティス)に就任し、司法の分野でも祖国に貢献し続けました。
アメリカ独立戦争での活躍
ブレリーの愛国心は、独立戦争の戦場でも発揮されました。彼は大陸軍の第4ニュージャージー連隊の大佐として従軍し、1777年1月3日に行われたプリンストンの戦いで目覚ましい戦功を挙げました。この激戦の中で彼自身も負傷していますが、それでも部隊を率いて戦い抜き、仲間たちから高い信頼を得ました。
まとめ
デビッド・ブレリーは、戦場では大佐として命を懸けて独立のために戦い、平時には憲法制定会議の代表として国家の礎となる憲法づくりに携わり、さらに州最高裁判事として司法を支えるなど、文武両面にわたって新生アメリカのために尽くした人物といえます。