ジョン・カボットが具体的に何を食べていたのかを示す明確な記録は残っていません。しかし、彼が生きた時代と土地をもとに、その食生活をある程度推測することは可能です。ここでは、15世紀から16世紀にかけて活躍した航海者・探検家であるカボットの食事について、当時の一般的な食習慣から考えてみましょう。
1. パン
パンはカボットの食事の主軸だったと考えられます。15〜16世紀の人々は、主に自然で精製されていない食材に頼って暮らしていました。小麦、大麦、オート麦などの穀物で作られたパンが、日常的に食べられていたのです。
2. 野菜
カボットの食卓には、季節の野菜がさまざまに並んでいたことでしょう。当時のヨーロッパで一般的に栽培・消費されていた野菜には、キャベツ、カブ、ニンジン、タマネギ、リーキ(西洋ネギ)、エンドウ豆などがあります。
3. 果物
果物は野菜に比べるとヨーロッパではあまり一般的ではなく、食事における比重は小さめだったと考えられます。それでも、季節によってはリンゴ、ベリー類、スモモなどを口にしていた可能性があります。
4. 乳製品
牛乳、チーズ、バターといった乳製品も、食生活の一部でした。特に酪農が盛んな地域に滞在していた時期には、こうした乳製品が食事に取り入れられていたでしょう。
5. 肉
カボットは主に探検家・航海者でしたが、旅の途中で肉を手に入れる機会もあったはずです。海上での移動が多かったことから魚を食べていた可能性が高く、内陸に滞在した際にはウサギ、シカ、イノシシなどの狩猟肉を口にすることもあったかもしれません。
6. 魚介類
海岸沿いを航行することが多かった探検家にとって、魚介類はカボットの食事に欠かせない存在だったでしょう。タラ、サケ、ニシンなどの魚は、当時のヨーロッパの海域でよく獲れていました。
まとめ
以上は、当時の食習慣や入手可能な食材に基づく一般的な推測にすぎません。カボットの実際の食事は、探検の途中で訪れた地域や、そこで利用できた資源によって大きく異なっていたと考えられます。