独立前はルシャイヒルズ地区(Lushai Hills District)として知られていた、現在のインド北東部の州はミゾラム州(Mizoram)です。
ルシャイヒルズからミゾラム州へ
ミゾラム地方は、イギリス領インド時代に「ルシャイヒルズ(ルシャイ丘陵)」と呼ばれていました。この名称は、当地域に暮らす主要な民族集団の一つである「ルシャイ(Lushai)」の人々に由来しています。
1947年のインド独立後、この地域は当初アッサム州の一部として統合されました。その後、1972年に連邦直轄領となり、1987年2月20日にインドで23番目の州として正式に発足しました。
「ミゾラム」という名前の由来
「ミゾラム(Mizoram)」は、「高地の人々」を意味する「ミゾ(Mizo)」と「土地」を意味する「ラム(Ram)」を組み合わせた言葉で、「ミゾ人の土地」を表しています。かつての「ルシャイ」という呼称から、より包括的な「ミゾ」という民族名称へと変わった点が特徴です。
ミゾラム州の基本情報
- 所在地:インド北東部
- 州都:アイザウル(Aizawl)
- 隣接国:ミャンマー、バングラデシュ
ミゾラム州は、ミャンマーとバングラデシュに国境を接する山岳地帯に位置し、緑豊かな自然と独自の民族文化で知られています。州民の大多数がキリスト教徒であり、インドの中でも際立った文化的特徴を持つ州です。