サウジアラビアのスンニ派人口比率
ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が2010年から2012年にかけて実施した世界の宗教情勢に関する調査によると、サウジアラビアの人口のうち85〜90%がスンニ派イスラム教徒であるとされています。
サウジアラビアはイスラム教発祥の地であり、メッカやメディナといったイスラム教における最も神聖な都市を擁する国です。そのため、国民の圧倒的多数がイスラム教徒であり、その中でもスンニ派が主流派となっています。
サウジアラビアの宗教構成の内訳
同調査に基づくサウジアラビアの宗教別人口構成は以下の通りです。
- スンニ派イスラム教: 85〜90%
- シーア派イスラム教: 10〜15%
- その他の宗教: 1%未満
シーア派コミュニティについて
シーア派の多くは、サウジアラビア東部州(シャルキーヤ)に集中して居住していることで知られています。特にカティーフやダンマーム周辺には歴史的にシーア派のコミュニティが形成されてきました。
その他の宗教グループ
上記の数値はあくまで推定値であり、調査実施時期以降に変動している可能性がある点にご留意ください。また、サウジアラビアにはキリスト教徒、ヒンドゥー教徒、仏教徒などの小規模な宗教コミュニティも存在しますが、これらは主に出稼ぎ外国人労働者によって構成されており、総人口に占める割合はごくわずかです。
まとめ
サウジアラビアは、人口の85〜90%をスンニ派イスラム教徒が占めるイスラム国家です。残りのおよそ10〜15%がシーア派であり、その他の宗教は全体の1%未満にとどまります。国の宗教的アイデンティティを理解するうえで、この構成比は重要な指標といえるでしょう。