2020年に実施された中国の全国国勢調査(第7回全国人口調査)によると、中国本土には約14億1,000万人の人々が暮らしています。
この数値には、調査時点で中国本土に在住していたすべての中国国民が含まれています。人口の大多数を占めるのは漢民族(漢族)ですが、それ以外にもウイグル族、チベット族、モンゴル族、チワン族(壮族)など、さまざまな少数民族が含まれます。
漢民族と少数民族の構成
中国は、国家に正式に認められた56の民族からなる多民族国家です。このうち漢民族は全人口の約9割を占め、残りの約1割は55の少数民族によって構成されています。少数民族の中でも、チワン族、ウイグル族、回族、ミャオ族などは比較的人口が多く、主に西部や南部の地域に集中して暮らしています。
世界における中国の人口の位置づけ
中国は長年にわたり世界最大の人口を抱える国として知られてきました。しかし、国連などの推計によれば、2023年頃にインドが中国を抜いて世界最多の人口を持つ国になったとされています。さらに中国国内では少子高齢化が進行しており、出生数の低下に伴い、総人口はすでに減少局面に入ったとみられています。
このように、約14億という巨大な人口を支えてきた中国ですが、今後は人口構造の変化が経済や社会に大きな影響を与えるものとして注目されています。