アジアの歴史

ソ連(ソビエト連邦)を構成した国は?15の共和国一覧

ソビエト社会主義共和国連邦、通称「ソ連」は、1922年の成立から1991年の解体まで存在した多民族国家です。ソ連は単一の国家ではなく、複数の共和国が連邦を構成する形をとっており、最終的には15の共和国によって成り立っていました。

ソ連を構成した15の共和国一覧

以下が、ソ連解体時点で連邦を構成していた15の共和国と、それぞれの現在の国名です。

  • ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(現:ロシア連邦)
  • ウクライナ・ソビエト社会主義共和国(現:ウクライナ)
  • ベラルーシ・ソビエト社会主義共和国(現:ベラルーシ)
  • ウズベク・ソビエト社会主義共和国(現:ウズベキスタン)
  • カザフ・ソビエト社会主義共和国(現:カザフスタン)
  • グルジア・ソビエト社会主義共和国(現:ジョージア(グルジア))
  • アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国(現:アゼルバイジャン)
  • アルメニア・ソビエト社会主義共和国(現:アルメニア)
  • リトアニア・ソビエト社会主義共和国(現:リトアニア)
  • ラトビア・ソビエト社会主義共和国(現:ラトビア)
  • エストニア・ソビエト社会主義共和国(現:エストニア)
  • モルダビア・ソビエト社会主義共和国(現:モルドバ)
  • キルギス・ソビエト社会主義共和国(現:キルギス)
  • タジク・ソビエト社会主義共和国(現:タジキスタン)
  • トルクメン・ソビエト社会主義共和国(現:トルクメニスタン)

地域別に見る旧ソ連諸国

東欧・東スラブ地域

ロシア、ウクライナ、ベラルーシの3か国は、ソ連の中核をなす東スラブ系の共和国でした。特にロシアはソ連の面積・人口の大部分を占める最大の共和国であり、ソ連解体後も国際的な影響力を維持しています。

バルト三国

リトアニア、ラトビア、エストニアは1940年にソ連へ併合されました。この3か国はソ連からの独立要求が最も早く、1991年のソ連崩壊に先立って独立を回復し、その後EUやNATOに加盟しました。

コーカサス地域

グルジア(ジョージア)、アゼルバイジャン、アルメニアは南カフカース(ザカフカーズ)に位置する共和国です。ソ連解体後、これらの国々では紛争が発生するなど、移行期に混乱が見られました。

中央アジア地域

カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタンの5か国は中央アジアに位置します。カザフスタンはソ連の中で面積第2位の共和国であり、資源豊かな国として現在も重要な位置を占めています。

ソ連の歴史と解体

ソ連は1922年12月に成立し、当初はロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ザカフカーズ連邦の4つの共和国から出発しました。その後、共和国の数は増減を経て15か国となりました。

1991年、バルト三国の独立を皮切りに各共和国が次々と独立を宣言し、同年12月にはソ連が正式に解体されました。これにより、15の共和国がすべて独立国家として新たな歴史を歩み始めることとなったのです。