三国時代は終わり、晋が中国を統一しました。 しかしその治世は短く、匈奴・劉淵が起こした永嘉の乱によって金はやむなく滅ぼされ、再び十六国時代と呼ばれる戦国の世が始まった。 一方、司馬懿の子孫である司馬懿は江南に逃亡し、そこで東晋を建国しました。 今回は東晋の初代臣であり、東晋の実権を握った「王君」と呼ばれる人物たちについて見ていきましょう。 ランヤ司令部の創設者「王祥」 琅琊とは地名で、現在は山東省と呼ばれています。 琅琊王氏と呼ばれる氏族は、三国時代に生きた王祥という人物から始まります。 王祥という人物は黄巾の乱が起こった184年頃に生まれた人物ですが、三