北米の歴史

アレクサンダー・ハミルトンはどこの高校に通っていた?答えは意外にも「高校そのものが存在しなかった時代」

アメリカ建国の父の一人であるアレクサンダー・ハミルトン。彼がどこの高校に通っていたのか気になる人も多いでしょう。しかし答えはシンプルで、ハミルトンが生きていた時代には「高校」という制度そのものが存在しなかったのです。

ハミルトンの生涯に公立高校はなかった

ハミルトンが生きていた18世紀後半、アメリカには公立高校がありませんでした。公立高校がアメリカに登場するのは19世紀に入ってからのことです。たとえば、全米初の公立高校とされるボストン・イングリッシュ・ハイスクールが開校したのは1821年で、ハミルトンの死(1804年)より17年も後のことでした。

では、ハミルトンはどこで学んだのか?

ハミルトンは1755年(諸説あり)に英領西インド諸島のネイビス島で生まれました。幼くして孤児となり、貿易商社で事務員として働きながらその才能を発揮します。見込んだ地元の人々の支援を受けて、1772年頃に北米へ渡りました。

北米ではまずニュージャージー州エリザベスタウンの私立予備校(アカデミー)で学び、その後1773年〜74年にかけてニューヨークのキングス・カレッジ(現在のコロンビア大学)に入学しています。

まとめ

つまりハミルトンは特定の高校に通っていたわけではなく、私立のアカデミーを経て大学に進学したのです。「高校に通わなかった」のではなく、「通える高校がまだ存在していなかった」というのが最も正確な答えと言えるでしょう。