北米の歴史

南北戦争で愛国者は赤衣兵より多かった?よくある誤解をわかりやすく解説

「南北戦争では愛国者は赤衣兵より数が多かったのか」という疑問に対する答えは、実は「そもそも南北戦争に赤衣兵は存在しなかった」というものです。この記事では、その理由をわかりやすく解説します。

赤衣兵(レッドコート)とは?

赤衣兵(レッドコート)とは、1775年から1783年にかけて行われたアメリカ独立戦争において、アメリカの独立派(愛国者)と戦ったイギリス軍の兵士を指す呼び名です。彼らが身につけていた鮮やかな赤色の軍服にちなんで、この名前で呼ばれるようになりました。

南北戦争との決定的な違い

一方、南北戦争は1861年から1865年にかけてアメリカ合衆国内部で起こった内戦です。この戦争では、北部諸州で構成される「連邦(ユニオン)」と、南部諸州が離脱して結成した「南部連合(コンフェデラシー)」が対立しました。

つまり、赤衣兵が戦ったのはアメリカ独立戦争であり、南北戦争ではありません。両者は時代も参戦した勢力もまったく異なる出来事であるため、「南北戦争での愛国者と赤衣兵の数を比べる」という問い自体が成立しないのです。

まとめ

赤衣兵=独立戦争のイギリス軍、南北戦争=北軍対南軍の内戦、という関係を押さえておけば、この種の混同は防げます。歴史の出来事を正しく理解するうえで、それぞれの時代背景を区別することが大切です。