大陸軍と政府の組織化
第二次大陸会議は、1775年5月10日から8月1日にかけて、ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催されました。直前のレキシントン・コンコードの戦い(同年4月)により、植民地とイギリスの対立が武力衝突へと発展していたことから、この会議の最大の目的は、イギリス軍に立ち向かうための大陸軍と統一された政府組織を作り上げることにありました。
ジョージ・ワシントンの総司令官任命
会議の代表たちは、各植民地の民兵を統合した「大陸軍」の創設を決議しました。そして1775年6月には、バージニア出身のジョージ・ワシントンを大陸軍の総司令官に任命します。ワシントンはただちに前線へ赴き、ボストン周辺での戦いの指揮を執りました。
戦争遂行のための委員会設立
さらに、戦争活動全体を監督するための「安全委員会」が設けられました。また、フランスやスペインといった外国政府との連絡・交渉を担当する「秘密通信委員会」も創設され、これが後のアメリカ外交の基礎となっていきます。
このほか、第二次大陸会議では戦費調達のための紙幣発行や、イギリス国王への和平請願(オリーブの枝請願)なども行われました。こうした取り組みを通じて、第二次大陸会議はやがて独立後のアメリカ合衆国における最初の中央政府として機能していくことになります。