北米の歴史

ノースダコタ州ファーゴの市名の由来とは?ウェルズ・ファーゴ創業者にちなんだ歴史

ファーゴという市名はどのようにして生まれたのか

アメリカ合衆国ノースダコタ州最大の都市として知られるファーゴ(Fargo)。その市名は、ウェルズ・ファーゴ社(Wells Fargo)の創業者兼社長であったウィリアム・G・ファーゴ(William G. Fargo)にちなんで付けられたものです。

1870年、ウェルズ・ファーゴ社はこの地に急便・貨物取扱所を開設しました。当時、この街はまだ「セントラリア(Centralia)」という名前で呼ばれていました。

セントラリアからファーゴへ ― 改名の経緯

その後、街の名前は「ファーゴ」へと改められました。これは、地域の発展と街の建設に多大な貢献をしたウィリアム・G・ファーゴの功績を称えるためでした。

実はファーゴ氏は、ウェルズ・ファーゴ社の創業者であるだけでなく、この地域を開拓したノーザン・パシフィック鉄道(Northern Pacific Railway)の取締役も務めていました。鉄道の延伸とともに街は大きく成長し、彼の名前を冠する都市として北西部の重要な拠点へと発展していったのです。

まとめ

ファーゴの市名は、単なる偶然ではなく、交通網の整備と地域開発を牽引した実業家への敬意から生まれたものです。現在ではノースダコタ州の経済・文化の中心地として栄えるこの街には、19世紀アメリカの開拓時代の歴史が息づいています。