ミシシッピ州の黒人世帯の年収:2019年のデータ
米国センサス局などの統計データによると、2019年のミシシッピ州における黒人(アフリカ系アメリカ人)世帯の収入中央値は38,300ドル(約420万円)でした。
一方、同じ州の白人世帯の収入中央値は71,200ドル(約780万円)と、黒人世帯のおよそ1.9倍に達しています。この差は、ミシシッピ州のみならず全米的に見られる人種間の経済格差を如実に示す数字です。
人種間所得格差の背景
こうした所得格差には、歴史的な要因のほか、教育機会の違い、雇用構造、地域経済の特性など、複数の要因が絡み合っていると指摘されています。ミシシッピ州は全米でも貧困率が高い州の一つであり、その影響は特に黒人コミュニティにおいて顕著です。
「収入中央値」とは何か
ここで用いられているのは「平均」ではなく「中央値」です。中央値とは、世帯の収入を低い順に並べたときにちょうど真ん中に位置する値を指します。極端に高い・低い収入の影響を受けにくいため、実際の生活水準を把握するうえでより信頼性の高い指標とされています。