北米の歴史

ハーフダラー硬貨の価値はいくら?年代別・状態別の価格目安を徹底解説

アメリカの50セント硬貨「ハーフダラー」は、発行年代と保存状態によって価値が大きく異なります。初期に発行されたものほど希少性が高く高額で取引される一方、近年のものは額面程度の価値にとどまるのが一般的です。ここでは、年代別・グレード(保存状態)別に、おおよその市場価格の目安をご紹介します。

グレード(保存状態)について

コインの評価では、摩耗の程度によって次のようなグレードが用いられます。数字が大きいほど状態が良く、価値も高くなります。

  • Good(並品):大きく摩耗しているが、図柄は判別可能
  • Very Good(良品):摩耗があるが主要なディテールが残る
  • Fine(美品):中程度の摩耗で細部の一部が明瞭
  • Very Fine(極良品):軽い摩耗で細部の大半が鮮明
  • Extremely Fine(準未使用):ごくわずかな使用感のみ
  • Mint State(未使用):流通していない未使用状態

1794年〜1804年発行

初期のフローイングヘア・ハーフダラーやドラップドバスト期にあたる最も希少な年代です。現存数が少なく、高額で取引されます。

  • Good:150ドル
  • Very Good:350ドル
  • Fine:700ドル
  • Very Fine:1,500ドル
  • Extremely Fine:3,000ドル
  • Mint State:15,000ドル

1805年〜1835年発行

キャップドバスト・ハーフダラーの時代です。この時期も依然として希少性が高く、状態の良い個体は大きな価値を持ちます。

  • Good:100ドル
  • Very Good:200ドル
  • Fine:350ドル
  • Very Fine:650ドル
  • Extremely Fine:1,200ドル
  • Mint State:3,500ドル

1837年〜1873年発行

シーテッド・リバティ・ハーフダラーの時代です。発行枚数が増えたことでやや入手しやすくなりましたが、それでも銀貨としての価値は十分にあります。

  • Good:85ドル
  • Very Good:160ドル
  • Fine:250ドル
  • Very Fine:400ドル
  • Extremely Fine:850ドル
  • Mint State:2,000ドル

1873年〜1963年発行

バーバー、ウォーキング・リバティ、フランクリンといった人気のデザインが含まれる年代です。90%の銀を含むため、地金価値もあり、比較的安定した価格で取引されています。

  • Good:5ドル
  • Very Good:10ドル
  • Fine:15ドル
  • Very Fine:20ドル
  • Extremely Fine:30ドル
  • Mint State:50ドル

1964年〜現在発行

1964年のケネディ・ハーフダラーは90%銀貨ですが、1965年以降は銀含有量が減り、1971年以降は銅ニッケル合金へと変更されました。そのため、この年代の多くは額面近い価値となります。

  • Good:1ドル
  • Very Good:1.50ドル
  • Fine:2ドル
  • Very Fine:2.50ドル
  • Extremely Fine:3ドル
  • Mint State:3.50ドル

まとめ

ハーフダラーの価値は、「発行年代」と「保存状態」の2つの要素でほぼ決まります。特に1790年代から1800年代前半の初期硬貨は数千ドル以上のプレミアムがつくことも珍しくありません。手元にある古いハーフダラーの正確な価値を知りたい場合は、専門の鑑定機関によるグレーディングを受けることをおすすめします。