北米の歴史

アイオワ州に歴史的に住んでいたネイティブ・アメリカンの部族一覧

アイオワ州には、ヨーロッパ系入植者が到来する以前から、多くのネイティブ・アメリカン(インディアン)部族が暮らしていました。実は「アイオワ(Iowa)」という州名自体が、この土地に住んでいたアイオウェイ族(Ioway)の名前に由来していると言われています。

アイオワ州に歴史的に居住していた主な部族

  • メスクワキ族(Meskwaki / Fox) – 現在もアイオワ州タマ郡に「メスクワキ・セトルメント」と呼ばれる居留地を有し、州内で最もよく知られた部族の一つです。
  • ブデワカントゥンワン・ダコタ(Bdewakantunwandi Dakota / Santee Sioux) – スー族の東部支族で、ミシシッピ川上流域に広く分布していました。
  • ホーチャンク族(Ho-Chunk / Winnebago) – 主にウィスコンシン州周辺を本拠としていましたが、アイオワ地域とも深い関わりがありました。
  • オマハ族(Omaha) – ミズーリ川流域で農耕と狩猟を営んでいた部族です。
  • ポンカ族(Ponca) – オマハ族と近い関係にあり、ミズーリ川沿いの地域に定住していました。
  • アイオウェイ族(Ioway) – 州名の由来となった部族で、アイオワ地方の中央部に広がって生活していました。
  • サック族(Sac / Sauk) – メスクワキ族と同盟関係にあり、両者はしばしば「サック&フォックス(Sauk & Fox)」として一体の扱いを受けました。
  • ダコタ族(Dakota / Sioux) – 広大な平原地帯に勢力を持ったスー語系の部族連合です。
  • ミズーリ族(Missouri) – ミズーリ川下流域を中心に暮らし、後にオトー族と合流した歴史を持ちます。

まとめ

これらの部族は、18世紀から19世紀にかけての条約や強制移住によって、多くがアイオワ州外へ移動することとなりました。しかし、メスクワキ族のように現在も州内に居留地を維持し、伝統文化を守り続けている人々もいます。アイオワ州の歴史を理解するうえで、これら先住民部族の存在は欠かすことのできない重要な要素です。