北米の歴史

新しい州を合衆国連邦に加盟させる権限を持つのは誰?その手続きを解説

アメリカ合衆国において、新しい州を連邦(ユニオン)に加盟させる権限を持っているのは、合衆国議会です。

憲法に根拠する議会の権限

この権限は、合衆国憲法第4条第3節第1項に明記されています。同条項には「新たな州は、議会によってこの連邦に加入することができる(New States may be admitted by the Congress into this Union)」と規定されており、州の加盟を認可する権限が立法府である議会に与えられていることが分かります。

新しい州が誕生するまでの手続き

新しい州の加盟プロセスは、通常、当該地域(準州)の議会が提出する請願から始まります。

具体的な流れは以下の通りです。

1. 準州の議会が州への昇格を求める請願を行う
2. 連邦議会の両院(上院・下院)でそれぞれ過半数の賛成票を獲得する
3. 大統領が法案に署名する
4. これらの要件がすべて満たされると、準州は正式な州として連邦に加盟する

まとめ

州の加盟を承認する権限は合衆国憲法によって議会に付与されています。準州からの請願を受け、両院の過半数による承認と大統領の署名という手順を経て、初めて新しい州が誕生する仕組みとなっています。