1861年から1865年にかけて続いたアメリカ南北戦争では、国が二つに分かれ、多くの人々が互いに武器を取りました。この戦争で戦った兵士たちは、所属する陣営によって大きく二つの名称で呼ばれています。
北軍の兵士「ユニオン・ソルジャー」
北部、すなわち連邦(ユニオン)側の大義のために戦った兵士はユニオン・ソルジャー(Union soldiers)と呼ばれます。彼らは国家統一の維持を掲げ、後に奴隷制廃止という目的も加わり、南部諸州の分離独立に反対して戦いました。当時の南部の人々からは「ヤンキー(Yankee)」というあだ名でも呼ばれていました。
南軍の兵士「コンフェデレイト・ソルジャー」
一方、南部側の大義のために戦った兵士はコンフェデレイト・ソルジャー(Confederate soldiers)と呼ばれます。彼らはアメリカ連合国(南部連合)の独立を守るために戦い、北部の人々からは「リベル(Rebel)」、すなわち「反逆者」と呼ばれることもありました。
兵士たちを象徴する愛称
さらに、両軍の一般兵士を象徴する愛称として、北軍兵士を指す「ビリー・ヤンク(Billy Yank)」、南軍兵士を指す「ジョニー・レブ(Johnny Reb)」という言葉も広く使われてきました。これらの呼び名は、当時の兵士たちの暮らしや思いを今に伝える存在となっています。
まとめ
南北戦争で戦った人々は、北部側なら「ユニオン・ソルジャー(北軍兵士)」、南部側なら「コンフェデレイト・ソルジャー(南軍兵士)」と呼ばれます。同じ国の人間同士が対立した悲劇的なこの内戦は、約62万人もの犠牲者を出したとされ、アメリカ史における最も重要な転換点の一つとされています。