北米の歴史

1776年〜1783年、アメリカ独立戦争で何が起こったのか?重要出来事を年表形式で解説

はじめに

1776年から1783年にかけての約7年間は、アメリカ合衆国がイギリスからの独立を勝ち取った激動の時代でした。この記事では、独立戦争(アメリカ革命)の重要な出来事を年ごとにわかりやすく解説します。

1776年:独立宣言の採択

  • 7月4日、大陸会議が「アメリカ独立宣言」を採択し、13植民地はグレートブリテン(イギリス)からの独立を公式に宣言しました。
  • 前年から続いていた武力衝突は、独立宣言を機に本格的な独立戦争へと発展していきました。

1777年:サラトガの戦いでの決定的勝利

  • ジョージ・ワシントン総司令官のもとで戦う大陸軍は、ニューヨーク州サラトガの戦いでイギリス軍に勝利しました。
  • この勝利は戦争の大きな転換点となり、フランスにアメリカ側で参戦する決意を促すことになりました。

1778年:仏米同盟条約の締結

  • アメリカとフランスは「仏米同盟条約」に調印しました。
  • この同盟により、アメリカは長らく待ち望んでいた軍事的・財政的な支援をフランスから受けることができるようになりました。

1779年:スペインの参戦

  • スペインがフランスの同盟国として、対イギリス側で参戦しました。
  • これによりイギリスは、ヨーロッパやカリブ海など複数の戦線で同時に戦うことを余儀なくされ、戦力が分散することになりました。

1781年:ヨークタウンの戦い

  • バージニア州ヨークタウンにおいて、ワシントン率いる大陸軍とフランス軍の連合部隊がイギリス軍を包囲し、コーンウォリス将軍率いるイギリス軍が降伏しました。
  • この決定的な勝利により、北米における大規模な戦闘は事実上終結しました。

1783年:パリ条約の締結

  • アメリカとイギリスは「パリ条約」に調印しました。
  • この条約によって独立戦争は正式に終結し、イギリスはアメリカ合衆国を独立した主権国家として承認しました。

まとめ

独立宣言からパリ条約までの約7年間、アメリカはフランスやスペインなどの支援を受けながら、当時世界最強とされたイギリス軍に立ち向かいました。サラトガとヨークタウンにおける二つの勝利が戦争の行方を左右し、1783年、ついに新しい国家「アメリカ合衆国」の誕生が国際的に認められたのです。