北米の歴史

アメリカ北部植民地はいつ開拓されたのか?入植の歴史をわかりやすく解説

アメリカ北部植民地の開拓時期

現在のアメリカ合衆国北部にあたる地域へのヨーロッパ人による本格的な入植は、主に17世紀に進みました。一部の地域では、16世紀後半からすでに定住の試みが始まっていたともいわれています。

最初に成功したイギリス人入植地「ジェームズタウン」

イギリス人による最初の恒久的な入植地として成功したのは、1607年に設立されたジェームズタウン(Jamestown)です。この場所は現在のバージニア州に位置し、中部大西洋岸のチェサピーク湾地域にあたります。タバコ栽培の成功により植民地としての基盤を固め、北米イギリス植民地の出発点となりました。

ニューイングランド地方の開拓

ニューイングランド地方(現在のマサチューセッツ州、ニューハンプシャー州、バーモント州、コネティカット州、ロードアイランド州、メイン州)におけるイギリス人の入植は、1620年にピルグリム・ファーザーズ(清教徒たち)がプリマスに上陸したことをきっかけに本格化しました。その後、17世紀を通じてこの地域には次々と新しい植民地が設立されていきます。

ピルグリム・ファーザーズとは?

ピルグリム・ファーザーズとは、宗教的な自由を求めてメイフラワー号で大西洋を渡り、新大陸へ移住したイギリスの清教徒たちのことです。彼らが築いたプリマス植民地は、アメリカ建国の精神的なルーツの一つとされています。

オランダ人による入植

イギリス人だけでなく、オランダ人も中部大西洋岸地域に入植地を築きました。中でも特に有名なのは、1624年にマンハッタン島に建設されたニューアムステルダム(New Amsterdam)です。この入植地が後にイギリス領となり、現在のニューヨーク市へと発展していきました。

まとめ

アメリカ北部植民地の開拓は、17世紀を中心に以下のような流れで進みました。

  • 1607年:ジェームズタウン設立(現在のバージニア州)
  • 1620年:ピルグリム・ファーザーズのプリマス上陸
  • 1624年:オランダ人によるニューアムステルダム建設

こうした各国の入植活動が重なり合うことで、北米東海岸における植民地社会が形成され、後のアメリカ合衆国の基礎が築かれていったのです。