北米の歴史

リッチモンドを設立したのは誰?創設者ウィリアム・バード2世の歴史

アメリカ合衆国バージニア州の州都として知られるリッチモンド市は、1737年、バージニア出身の裕福なプランテーション経営者であり測量士でもあったウィリアム・バード2世(William Byrd II)によって設立されました。

設立者ウィリアム・バード2世とは

ウィリアム・バード2世は、広大な土地を所有する名家の出身で、当時のバージニア植民地を代表する実業家の一人でした。彼はジェームズ川の滝線(フォールライン)付近が舟運と陸上輸送が交わる交易の拠点として最適であることに着目し、この地に入植地を建設することを決めたとされています。

当初の名称「シャドウェル」から「リッチモンド」へ

入植地は当初、「シャドウェル(Shadwell)」という名で呼ばれていました。これはバード家がイングランドに所有していた邸宅の名前にちなんだものです。その後1742年、入植地はグレートブリテン王国の国王ジョージ2世に敬意を表して「リッチモンド(Richmond)」と改名されました。

交易と商業の中心地として発展

設立後、リッチモンドは急速な成長を遂げ、バージニア植民地における重要な貿易・商業の中心地となっていきました。タバコをはじめとする物資の集散地として栄えたこの街は、後にバージニア州の州都となり、今日ではアメリカ東部有数の歴史的都市として多くの人々に親しまれています。