グレートプレーンズ(Great Plains)の土地の大部分は、農業に捧げられています。とりわけ有名なのが、小麦の栽培です。
「アメリカのパンのかご」と呼ばれる大穀倉地帯
グレートプレーンズは、カナダ南部からテキサス州付近まで南北に数千キロメートルにわたって広がる広大な平原地帯です。起伏の少ない平坦な地形、肥沃な土壌、そして収穫期に乾燥する気候に恵まれているため、機械化された大規模農業にきわめて適しています。
こうした自然条件を活かし、この地域では小麦をはじめとする穀物の大量生産が行われており、「アメリカのパンのかご(Breadbasket)」とも呼ばれています。
小麦の主な産地
カンザス州は「小麦の州」として知られ、冬小麦の生産量で全米をリードしています。また、ノースダコタ州やサウスダコタ州では春小麦の栽培が盛んで、オクラホマ州やテキサス州北部も重要な小麦生産地です。
小麦のほかにも、トウモロコシ、大豆、ソルガム(コウリャン)、綿花など多様な作物が栽培されており、牛の放牧も盛んなため、畜産も地域経済の重要な柱となっています。
まとめ
グレートプレーンズの土地の大部分は農業用地として利用されており、その中心にあるのが小麦栽培です。この地域の農業は、アメリカ国内のみならず、世界中の食料供給を支える重要な役割を果たしています。