北米の歴史

ニューヨークは高原にある?実はハドソン川がつくった谷に位置する都市

「ニューヨークがある高原の名前は?」という質問に対する答えは、実は「ニューヨークは高原には位置していない」というものです。

ニューヨーク、特にニューヨーク市は、ハドソン川が大西洋へ注ぎ込む河口部に広がる低地に位置しています。ハドソン川は北上の山地方面から南へ流れ、途中でキャッツキル山地などの山々の間を深く刻みながら、「ハドソンバレー(ハドソン渓谷)」と呼ばれる谷を形成してきました。ニューヨーク市は、その川の最下流部、つまり谷の出口にあたる場所で発展した都市なのです。

つまり、ニューヨークの立地を正確に表すなら「高原」ではなく、ハドソン川と周囲の山脈によって形づくられた谷あいの低地ということになります。海に面したマンハッタン島などは標高が非常に低く、海岸平野の性格を持っています。

まとめると、「ニューヨークのある高原」という特定の地名は存在せず、正しくは「ハドソンバレー」と呼ばれる川沿いの谷に位置している、というのが答えです。