北米の歴史

チグリス川とユーフラテス川の源流と終点はどこ?二大河川の流路を徹底解説

古代メソポタミア文明を育んだ「肥沃な三日月地帯」の中核をなすチグリス川とユーフラテス川。この二大河川はどこから始まり、どこで終わるのでしょうか。それぞれの源流から河口までの流路を詳しく見ていきましょう。

チグリス川の源流と終点

源流(始点)

チグリス川は、トルコ南東部のタウロス山脈にあるハザル湖(Lake Hazar)を源としています。標高の高い山岳地帯に位置するこの湖から、川は南東へと流れ出します。

終点(河口)

チグリス川はトルコ、シリア、イラクの3か国を流れ、全長約1,900kmに及びます。そしてイラク南部において、長い旅を共にしてきたユーフラテス川とついに合流します。

両河川が合わさって生まれるのがシャットゥルアラブ川(Shatt al-Arab)です。この川はさらに南へ流れ、最終的にペルシャ湾へと注ぎ込みます。

ユーフラテス川の源流と終点

源流(始点)

ユーフラテス川は、トルコ東部のアルメニア高原、ケバン(Keban)の町付近に端を発します。西アジア最長の河川であり、その全長は約2,800kmにもなります。

終点(河口)

ユーフラテス川もまたトルコ、シリア、イラクを縦断して流れます。イラク国内に入ると、チグリス川との距離が次第に縮まり、やがて合流してシャットゥルアラブ川を形成します。

シャットゥルアラブ川はそのまま南東方向へ流れ、ペルシャ湾へと至ります。

まとめ

チグリス川ユーフラテス川
源流トルコ・タウロス山脈のハザル湖トルコ東部・アルメニア高原(ケバン付近)
流经地域トルコ→シリア→イラクトルコ→シリア→イラク
終点イラク南部で合流しシャットゥルアラブ川となり、ペルシャ湾へ注ぐ

このように、二大河川はどちらもトルコ東部の山岳地帯を源とし、中東の乾燥した大地を潤しながらイラクで一つの川に収束し、ペルシャ湾へと流れ込むのです。かつてのメソポタミア文明から現代に至るまで、この水系は中東の人々の生活と歴史を支え続けてきました。