北米の歴史

連邦主義時代のアメリカ各州における投票資格とは?

連邦主義時代(建国初期のアメリカ合衆国)において、有権者となるための要件は州ごとに異なっていましたが、多くの州で共通して見られた条件があります。

当時の主な投票資格

性別

ほとんどの州では、投票権は男性市民に限定されており、女性には選挙権が認められていませんでした。

年齢

多くの州で、有権者は21歳以上であることが求められました。これは現在の18歳よりも高い年齢設定です。

財産

多数の州では、一定額以上の財産を所有していることが投票の条件とされていました。これは、経済的に自立した市民のみに政治参加を認める考え方に基づいています。

人種

ほとんどの州では、投票権は白人市民に制限されており、有色人種には選挙権が与えられていませんでした。

宗教

一部の州では、特定の宗教の信者にのみ投票が認められるなど、宗教による制限も存在しました。

識字能力

また、一部の州では読み書きができることが有権者の要件とされ、識字テストが課されることもありました。

まとめ

このように、連邦主義時代の選挙権は今日と比べて非常に限定的なものでした。これらの制限はその後の歴史の中で段階的に撤廃され、より多くの人々が参政権を獲得できるようになっていきました。