北米の歴史

平原にはどんな生き物が住んでいる?草原に暮らす動植物の種類を解説

平原は、実に多様な動植物が暮らせる環境です。どこまでも続く広々とした大地には、一体どんな生き物たちが息づいているのでしょうか。ここでは、平原で見られる代表的な植物と動物をご紹介します。

平原に生育する主な植物

イネ科の草

平原は、バッファローグラス、グラマグラス、ウィートグラスといったイネ科の草本に覆われていることが多いです。これらの草が広大なプレーリーや草原を形づくり、草食動物たちにとって重要な餌場となっています。

樹木

平原は森林地帯ではありませんが、場所によっては木々が点在したり、小さな林ができたりすることもあります。代表的な樹種としては、コットンウッド(ハコヤナギの一種)、ヤナギ、ナラ(オーク)などが挙げられます。

低木

セージブラシ、ラビットブラシ、サボテンなどの低木も、平原ならではの植生です。こうした低木が密な茂みをつくり、野生動物の隠れ家としての役割を果たしています。

野草(ワイルドフラワー)

春から夏にかけて、平原は色とりどりの野草に彩られます。ブルーボンネット、ルピナス、ヒマワリなどが代表格で、一面の草原を美しく飾ります。

平原に生息する主な動物

哺乳類

平原には、バイソン、プロングホーン(アメリカレイヨウ)、コヨーテなど、さまざまな哺乳類が生息しています。ほかにもプレーリードッグ、ジャックラビット、ジリスなどがよく見られます。

鳥類

平原は多くの鳥類にとって重要な生息地です。タカ、ワシ、フクロウといった猛禽類に加え、マキバドリやスズメなどの小鳥たちも草原で暮らしています。

爬虫類・両生類

ヘビ(ガラガラヘビやブルスネークなど)、トカゲ、カエル、ヒキガエルといった爬虫類や両生類も、平原の生態系の一員です。

昆虫

チョウ、ミツバチ、スズメバチ、バッタなど、平原には実に多くの昆虫が生息しています。これらの昆虫は花の受粉や有機物の分解に関わり、生態系全体を支える欠かせない存在となっています。

地域によって生き物は異なる

なお、どのような生き物が見られるかは、その土地の地理的条件、気候、環境によって大きく異なります。同じ「平原」でも、北米のグレートプレーンズとユーラシアのステップでは、生息する種類がまったく違うのです。平原の自然を観察するときは、その土地ならではの特徴に注目してみると、より発見が増えるでしょう。