国際連合(国連)は、第二次世界大戦の終結直後である1945年10月24日に正式に発足しました。戦争中から連合国側として戦った国々が中心となり、サンフランシスコ会議で国連憲章に署名した51カ国が「原加盟国」として出発しています。
ここでは、その中でも特に重要な安全保障理事会の常任理事国(五大国)と、その他の主な加盟国をご紹介します。
安全保障理事会の常任理事国(五大国)
国連の中核を担う安全保障理事会の常任理事国は、以下の5カ国です。これらの国々は第二次世界大戦における連合国の主力として、国連創設に大きな役割を果たしました。
- 中華民国(当時の中国政権。現在の中華人民共和国とは体制が異なります)
- フランス
- イギリス(英国)
- ソビエト連邦(ソ連)
- アメリカ合衆国(米国)
その他の主な加盟国(連合国諸国)
五大国以外にも、世界中の多くの連合国が国連の原加盟国となりました。主な国は以下の通りです。
- オーストラリア
- ベルギー
- ブラジル
- カナダ
- コスタリカ
- チェコスロバキア
- ドミニカ共和国
- エルサルバドル
- ギリシャ
- グアテマラ
- ハイチ
- インド(当時はイギリス領だったが、原加盟国として参加)
- ルクセンブルク
- メキシコ
- オランダ
- ニュージーランド
- ニカラグア
- ノルウェー
- パナマ
- パラグアイ
- ペルー
- フィリピン(当時はフィリピン・コモンウェルス)
- ポーランド
- 南アフリカ
- ユーゴスラビア
補足:国連発足の背景
国連の前身となる国際連盟が第二次世界大戦の防止に失敗したことを受け、新たな国際平和機構の必要性が高まりました。1945年4月から6月にかけて開催されたサンフランシスコ会議には50カ国が参加し、6月26日に国連憲章が調印されました。ポーランドは会議に出席していませんでしたが、当初からの署名国として原加盟国に数えられています。
なお、当時の加盟国の中には、現在では解体や改名によって存在しない国(ソビエト連邦、ユーゴスラビア、チェコスロバキアなど)も含まれている点に注意が必要です。