オセアニアの歴史

第二次世界大戦中のノーベル平和賞は誰が受賞したのか?

第二次世界大戦中のノーベル平和賞

第二次世界大戦の影響により、ノーベル平和賞は1939年から1943年までの5年間、一切授与されませんでした。1901年に始まったノーベル賞の歴史の中でも、これほど長く授賞が中断されたのは極めて異例のことです。

1944年、赤十字国際委員会が受賞

授賞が再開されたのは1944年のことでした。この年のノーベル平和賞は、スイス・ジュネーブに本部を置く赤十字国際委員会(ICRC)に贈られました。同委員会は、世界中が戦火に包まれる中でも捕虜や民間人の保護・救援活動を粘り強く続けたその功績が高く評価されたのです。

史上最多3回の受賞を誇る団体

赤十字国際委員会は、ノーベル平和賞を3回(1917年、1944年、1963年)受賞している、史上唯一の団体として知られています。いずれも世界大戦など人類が深刻な危機に直面した時代における人道活動に対して贈られたものであり、その歴史的意義は非常に大きいものがあります。

まとめ

つまり、第二次世界大戦中にノーベル平和賞を受賞した個人や団体は存在しません。戦争による中断を経て、1944年に赤十字国際委員会へ授与されたことが、この暗黒の時代に関連する最初の受賞となりました。