新世界を最初に探検した国は?
「新世界」とは、15世紀末にヨーロッパ人によって再発見されたアメリカ大陸を指します。一般的に、新世界への探検の扉を開いたのはスペインであるとされています。1492年、ジェノヴァ出身の航海者クリストファー・コロンブスが、スペイン王室の支援を受けて大西洋横断航海に出発し、アメリカ大陸に到達しました。
コロンブスとスペイン王室
コロンブス自身はイタリア出身でしたが、彼の航海を実現させたのは、カスティーリャ女王イサベル1世とアラゴン王フェルナンド2世が統治するスペインでした。以降、スペインはアメリゴ・ヴェスプッチやエルナン・コルテスなど多くの探検家を送り出し、大航海時代における新世界探検を主導していきます。
さらに古い足跡――北欧のヴァイキング
実は、ヨーロッパ人として初めて北米大陸に足を踏み入れたのは、15世紀よりも約500年前の北欧(ノルウェー)のヴァイキングたちだと考えられています。西暦1000年頃、レイフ・エリクソン率いる一行は現在のカナダ・ニューファンドランド島に到達し、「ヴィンランド」と呼ばれる入植地を築いたと伝えられています。
忘れてはならない先住民の存在
また重要な点として、ヨーロッパ人が到達するはるか昔から、アメリカ大陸には先住民たちが何千年にもわたって暮らしていました。「発見」という表現がヨーロッパ中心の視点に基づいていることには、留意が必要です。
まとめ
15世紀の大航海時代において新世界の探検を主導した国はスペインであり、その象徴的な出来事が1492年のコロンブスの航海です。ただし、それ以前に北欧のヴァイキングが北米へ到達していた記録もあり、大陸自体には先住民が古くから生活していたという歴史的背景も併せて理解しておきましょう。