結論から言うと、タイタニック号が行った航海はわずか1回だけです。史上最も有名な客船の一つであるRMSタイタニック号は、処女航海の途中で氷山に衝突し、沈没してしまいました。
処女航海で終わった伝説の客船
1912年4月、タイタニック号はイギリスのサウサンプトン港を出発し、アメリカのニューヨークへ向かう初めての航海に旅立ちました。当時世界最大かつ最豪華と謳われたこの客船には、乗客・乗員合わせて約2,200人が乗船していました。
運命の夜——1912年4月14日〜15日
しかし、航海開始からわずか数日後の4月14日深夜、タイタニック号は北大西洋上で巨大な氷山に衝突します。船体に大きな損傷を受けた船は、翌4月15日未明に沈没しました。
この海難事故では、1,500人以上もの命が失われました。救命ボートの数が不十分だったことや、避難誘導の混乱などが被害を拡大させたとされています。
タイタニック号が残したもの
タイタニック号はたった一度の航海でその役目を終えましたが、この悲劇は世界中に衝撃を与え、海上安全に関する法規制の見直きっかけとなりました。その後、国際的な氷山監視体制の強化や、救命設備に関する厳格な基準が設けられるなど、現代の海事安全の礎が築かれたのです。
「不沈船」と呼ばれた豪華客船が、最初の航海で沈んだという事実は、今なお多くの人々の心に刻まれ続けています。