南アメリカの歴史

【保存版】初期5種の州銀貨(リバティ・シーテッド・ダラー)の価値と発行枚数を徹底解説

南北戦争期に生まれた「州銀貨」とは?

1860年から1864年にかけて、ニューオーリンズ造幣局(Oミントマーク)で鋳造されたリバティ・シーテッド・ダラーは、南北戦争の混乱期にルイジアナ州および南部連合の管理下で生産された経緯から、「州銀貨(State Issues)」としてコレクターの間で高い人気を誇ります。

本記事では、その中でも特に注目度の高い初期5種類について、発行枚数と現在の市場価値(コンディションにより変動する参考価格)をわかりやすくご紹介します。なお、日本円での金額は為替レート1ドル=約150円換算の目安です。

1. 1860-O リバティ・シーテッド・ダラー

  • 発行枚数:756,000枚
  • 評価額:1,500〜2,000米ドル(約22万〜30万円)

5種の中でも最も価値が高く、発行枚数が比較的少ないこともあり、美品は強い需要があります。

2. 1861-O リバティ・シーテッド・ダラー

  • 発行枚数:253,000枚
  • 評価額:1,200〜1,500米ドル(約18万〜23万円)

発行枚数は5種中最少ですが、歴史的背景から収集家の関心が非常に高い一枚です。

3. 1862-O リバティ・シーテッド・ダラー

  • 発行枚数:1,020,000枚
  • 評価額:1,100〜1,300米ドル(約17万〜20万円)

南部連合の管理下で初めて鋳造された年であり、歴史的意義から安定した人気を保っています。

4. 1863-O リバティ・シーテッド・ダラー

  • 発行枚数:1,250,000枚
  • 評価額:1,000〜1,200米ドル(約15万〜18万円)

5種の中で最多の発行枚数を誇り、比較的入手しやすい一方、状態の良い個体は希少です。

5. 1864-O リバティ・シーテッド・ダラー

  • 発行枚数:1,214,000枚
  • 評価額:1,000〜1,200米ドル(約15万〜18万円)

戦争末期の混乱の中で鋳造された最終盤の年号であり、シリーズ完品を目指すコレクターには欠かせない存在です。

まとめ

初期5種の州銀貨は、いずれも1,000米ドル以上の価値が見込まれる人気シリーズです。特に1860-Oと1861-Oは発行枚数が少なく高値がつきやすい傾向があります。実際の取引価格はグレード(状態)や鑑定結果によって大きく変動するため、売却や購入の際は専門機関による鑑定を受けることをおすすめします。