南アメリカの歴史

あなたの20世紀アメリカ銀貨コレクションに、モルガンダラーは何枚入っていますか?

モルガンダラーとは?

モルガンダラー(Morgan Silver Dollar)は、アメリカ合衆国で発行された1ドル銀貨の一つで、デザイナーであるジョージ・T・モーガンの名前にちなんで呼ばれています。表面には自由の女神像、裏面にはワシの紋章が描かれた、歴史的価値の高い名品として、今なお世界中のコレクターから絶大な人気を誇っています。

鋳造期間は1878年~1904年、そして1921年

モルガンダラーの鋳造は1878年から1904年まで続けられ、その後いったん中断されました。しかし1921年に限定的な形で生産が再開され、同年をもって製造が終了しています。翌1922年以降は、第一次世界大戦の終結を記念した新しいデザインの「ピースダラー(Peace Dollar)」へと引き継がれました。

20世紀の銀貨コレクションには含まれない

ここで押さえておきたい重要なポイントは、モルガンダラーは20世紀の米ドル銀貨コレクションには含まれないという点です。モルガンダラーの大部分は19世紀末(1878年~1904年)に鋳造されたものであり、20世紀のアメリカ銀貨史を語るうえでは、1921年にデビューしたピースダラーが主役となります。

もし「20世紀の銀貨コレクション」としてモルガンダラーを数えているのであれば、分類を見直す良い機会かもしれません。モルガンダラーは「19世紀型ドル銀貨」、ピースダラーは「20世紀型ドル銀貨」と整理することで、コレクション全体の体系がより明確になり、収集の楽しみも一段と深まるでしょう。