南アメリカの歴史

アメリカはどのようにしてイギリス割譲地を獲得したのか?パリ条約(1783年)の経緯を解説

パリ条約とイギリス割イギリス割譲地の獲得

アメリカ合衆国がイギリス割譲地(British Cession、別名「旧北西部領土」)を獲得したのは、1783年に締結されたパリ条約によるものです。

パリ条約とは何か

この条約は、1775年から続いたアメリカ独立戦争を正式に終結させるものであり、イギリスがアメリカ合衆国の独立を承認する内容となっていました。戦争に勝利した新興国家アメリカにとって、この条約は外交上の大きな成果となりました。

割譲された領土の範囲

条約によってイギリスから割譲された領土は、東はアパラチア山脈から西はミシシッピ川まで広がる広大な土地でした。これは当時の新生アメリカにとって極めて重要な領土拡大であり、その後の西進政策の基盤ともなりました。

具体的には、現在の以下の地域が含まれています。

  • ミシガン州
  • オハイオ州
  • インディアナ州
  • イリノイ州
  • ウィスコンシン州
  • ミネソタ州の一部

歴史的な意義

この獲得によってアメリカ合衆国は、大西洋岸の13植民地にとどまらない大陸国家への第一歩を踏み出すことになりました。後にこれらの地域は「北西部領土」として組織され、新しい州として次々と連邦に加わっていきました。