南部諸州の合衆国再加盟とは
南北戦争(1861年~1865年)が終結すると、離脱していた南部諸州はそのまま自動的に合衆国へ復帰できたわけではありませんでした。連邦政府は「再建(レコンストラクション)」と呼ばれる復興プロセスを設け、各州が憲法修正第14条の批准や新しい州憲法の制定などの条件を満たすことで、初めて合衆国への再加盟が認められました。
以下は、南部10州が正式に合衆国への再加盟を認められた年月日の一覧です。
1868年に再加盟した州
- アーカンソー州 – 1868年6月22日
- ルイジアナ州 – 1868年6月25日
- サウスカロライナ州 – 1868年6月25日
- フロリダ州 – 1868年6月25日
- ノースカロライナ州 – 1868年7月4日
- アラバマ州 – 1868年7月14日
- ジョージア州 – 1868年7月21日
1870年に再加盟した州
- バージニア州 – 1870年1月26日
- ミシシッピ州 – 1870年2月23日
- テキサス州 – 1870年3月30日
再建期の背景と補足
1868年に再加盟した7州は、再建法に基づく軍政下での条件整備を比較的早く完了しました。一方、バージニア・ミシシッピ・テキサスの3州は、連邦議会との対立や州内の政治的混乱などにより、再加盟までにさらに約2年の歳月を要しています。
なお、テネシー州については、戦争中に合衆国側へ早期帰還していた経緯から、1866年7月にすでに再加盟が認められており、この再建期の一覧には含まれません。こうして1870年3月のテキサス州の復帰をもって、かつて離脱したすべての南部諸州が合衆国へ復帰し、再建期の第一段階がほぼ完了することとなりました。