1920年、世界には合計54カ国が存在していました。この数には、完全な独立国として国際的に承認されていた国々に加え、植民地支配下に置かれていた国々や保護国の地位にあった国々も含まれています。
1920年の世界情勢
第一次世界大戦が終結した直後の1920年は、国際連盟が発足し、世界の政治地図が大きく塗り替えられつつあった時代でした。オーストリア=ハンガリー帝国やオスマン帝国の解体に伴い、中東欧ではポーランド、チェコスロバキア、ユーゴスラビアといった新しい独立国家が次々と誕生しています。
現在との比較
現在、国連加盟国だけでも193カ国に上ることを考えると、1920年の54カ国という数字は、当時のアジアやアフリカの広い地域が欧米列強の植民地であったことを如実に物語っています。その後、20世紀後半の脱植民地化の波によって独立国が急増し、世界の国の数は100年余りの間に3倍以上へと拡大しました。