ヨーロッパの歴史

1821年:オスマン帝国の行く末を憂えたトルコ当局者の声(動画)

1821年:オスマン帝国の行く末を憂えたトルコ当局者の声(動画)

革命の始まり、帝国の未来を案じた当局者

ギリシャ独立戦争(1821年)の勃発当初、あるトルコ当局者が、オスマン帝国が臣民に対して不正な統治を行っていることを理由に、帝国の運命を深く憂慮する発言をしていました。支配の正義を欠いたままでは帝国の存続は危うい——この危機感は、後の歴史の展開を予見するかのような重みを持っています。

200周年記念シリーズ「『21』の言葉で綴る『21』」

ギリシャ独立から200年という国家的な節目を記念して、ギリシャ国営放送ERTは、総称「『21』の言葉で綴る『21』」と題した特別シリーズを毎日放送しています。各回1分間の映像には、1821年の闘士たちや当時の学者が残した文章からの抜粋が用いられています。

このシリーズは合計365本に及び、すべてギリシャ革命に捧げられたものです。ERT1、ERT2、ERT3、そして海外向けチャンネルERTWorldの4局で、毎日1本ずつ順次放送されています。

企画の中心人物はマリア・エフティミウ教授

このプロジェクトの着想、資料の選定、テキストの編集、そして朗読までを手掛けているのは、アテネ国立カポディストリアス大学(EKPA)で近代ギリシャ史を教えるマリア・エフティミウ(Maria Efthymiou)教授です。

同教授は1821年当時の貴重な文献を幅広く収集・紹介しており、革命に関わった闘士たちや同時代の学者の生の言葉を通じて、激動の革命期を解き明かし、蘇らせ、後世に語り継ぐ試みとなっています。

動画は配信元にてご視聴いただけます。