ヨーロッパの歴史

大英帝国でイギリスから最も近い国と最も遠い国はどこ?

「太陽の沈まない国」と呼ばれた大英帝国

大英帝国は、歴史上最大の版図を誇った帝国として知られています。その領土は世界のあらゆる地域に広がり、いつでも帝国のどこかで太陽が輝いていたことから、「太陽の沈まない国」とも呼ばれました。

では、この巨大な帝国の中で、イギリス本国から最も近い国と最も遠い国はどこだったのでしょうか。

最も近い国:アイルランド

大英帝国の構成地域の中で、イギリスから最も近かったのはアイルランドです。アイリッシュ海を挟んだ距離はわずか21マイル(約34キロメートル)。天候が良ければ海の向こうの対岸が見えるほどの近さで、長きにわたりイギリスと密接な関係にありました。

最も遠い国:オーストラリア

一方、最も遠くに位置していたのがオーストラリアです。イギリスからは約10,000マイル(約16,000キロメートル)もの距離があり、文字通り地球の反対側にあたります。18世紀末以降の入植を経て、オーストラリアは大英帝国の重要な一角を担うようになりました。

このように大英帝国は、わずか数十キロ先の近隣の島々から、半地球規模の彼方まで、驚くほど広大な範囲を統治していたのです。